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香川真司はマンUに本当に必要なのか? 対マンC戦から振り返る [サッカー]

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4月8日、日本時間で28時ちょうどにイングランド・プレミアリーグ第32節
マンチェスターユナイテッドvsマンチェスターシティの
マンチェスターダービーが行われました。

現在リーグで首位独走のマンU。その勢いのまま
マンCにも勝利して、20試合黒星なしの向かうところ敵なしか?に思われましたが、
ふたを開けてみれば、2-1でマンCの勝利に終わりましたね。

しかも日本にとっては残念なことに、香川の使われ方が
虚しかったのですよ。
``ただの``交代要員でしかなかったのです。



そんなファーガソンの香川起用法に、日本の香川ファンの皆さん
も、もちろん香川自身も地団駄を踏む思いではないでしょうか?

ぼくも本当にそう思います。

元はマンUファンではなかったので、マンUの試合もBS放送で
たまにやっているのを見るくらいだったのですが、香川が所属してからは
一回も欠かさず試合を見るようになりました。

試合をみる回を重ねるごとに、マンUに対する愛着というのも少しは出てきましたが、
それ以上に、言及したい今のマンUへの問題のほうが山ほどです。

その問題のいくつかに香川に関することも含まれているので、
いろいろ書いていきますね。

まず今回の試合から見出せたマンUの今期の戦いぶりと落とし穴からです。

マンCに負けたとはいえ、いまもなお、リーグ内では現在2位のマンCに
勝ち点で12ポイントもの差をつけていて首位を独走中です。

結果だけを見ると順風満帆に勝ち進んでるようにもみえますね。
これが今期のマンUの戦いぶりです。

では次に落とし穴です。

リーグ戦に限らず、チャンピオンズリーグやFA杯をとりあげてみると、
現在マンUは勝ち残っていますか?

そうです。トーナメント式の対戦に弱いのです。

さらに敗戦の理由としては、トップレベルのチームが集まる
リーグだけに各国のリーグの強豪チームとの戦いが避けられないのです。

マンUは今期、トーナメント進出はなんとか達成していますが、
チャンピオンズリーグも初戦で敗退。

FAカップもプレミアリーグ屈指のチーム、チェルシーに一方的に攻め込まれる
シーンが目立つ中、敗戦を喫しています。

加えて今回もマンCにボロ負け。

これらをみれば歴然。強豪チームにめっぽう弱い。

勝てない。



理由は5本指では数えられないくらいたくさんあります。

でもその中で香川に関連することだけにしぼってかいていきますね。

まず一つ目。

相手攻撃陣があまりにも攻撃のバリエーションが豊富で
なおかつ、個人の能力も高い。

こういう相手にマンUは引け目を感じてしまい、
守備に人数をかけようとします。

攻撃にリスクを掛けようとしません。

そうするとサイドに起用されるマンUの選手は(マンUの基本フォーメーションは2-4-4)
二人とも守備に労力を費やし、2トップのふたり(ルーニーあるいはファンペルシー)
が攻撃面でフォローを得られぬまま、薄い攻撃態勢のまま敵陣に攻め入ることになります。

今期で一番よく見られるのが、ルーニーやファンペルシーのシュートセンスが
光るシュートからのゴールが多い。

個人能力に依存してちゃってるんですね。

まずここで考えなければならないのは、1つのリスクを背負うことですね。

要するに攻撃陣に厚みを加えるってことです。
ここではサイド起用の多いウェルベックないし、ヤング、ナニ、あるいは香川
の使い方が肝になってきますね。

そして2つ目に、今回のマンC戦で見られたのが、中盤を完全とまでは言わずとも
ほぼ完璧に相手選手に支配されていたことですね。

これはチャンピオンズリーグ、対レアル戦のときにも当てはまります。

中盤の底で身を構える選手(マンCのギャレスバリーやヤヤトゥーレ、ダビドシルバなど)
に自チームの中盤の選手は削られつぶされ翻弄され、身動きの取れない状態でした。

まずマンUはサイド攻撃が多い。
そしてそこからの崩しというよりは強引に突破してからのチャンスを
期待しています。(ヴァレンシア、ナニ、ウェルベックはとくに)

それでは強豪チームの分厚い守備の牙城を破壊することは困難です。

そこで必要になってくるのが、香川です。

そうです、みんな待ちに待った香川真司なのです。

中盤での攻撃に右往左往してしまうマンUは、その中央のでかい敵の間に空いた
小さなスペースを突けばいいのです。

マンUは、ファーガソンは香川のプレースタイルを本当に1~10まで
理解できているのでしょうか。

おまえらはドルトムント時代の香川の何をみて、香川を呼んだんだよ!

少々荒れてしまい、何をいっているのか分からなくってしまったので、
結論から言うと、
香川を狭いスペースに何らかの連携の動きで忍ばせて、
そこに勇気ある素早いスルーパスを入れろってことです。

これは、香川に対するチームメートの信頼性も重要になってきますが、
なによりパスを出す勇気を持ってほしいのです。
特にウェルベック。

これが今期のマンUがことごとく強豪チームに負けの喫してきた理由です。

欲張れば、チーム全体がもっと香川のことをみてほしいです。
香川はとても賢いプレーをします。

それを理解して、共鳴して、ソウルメイトとして
プレーしてるようにみえるのはルーニー、ファンペルシーくらいです。

もっと香川を見てください。

香川の人間性はどうのこうの、云々の前に、
プレースタイルをもっと見て、よく理解して、実践する勇気がほしい。

僕は切実にそう願うのです。




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